松竹梅
昨日は新月、旧暦の元旦でした
首都圏では、大雪が降りましたね
夜遅く帰宅した私は、バスを待つこと一時間
寒さにめげず、何か楽しいこと考えよう、と思いふと見上げると
目に映るのは、街灯に照らされて輝く雪の舞い
雪のため、足元は滑る
雪のため、車もスリップ
雪のため、電車遅れます
雪のため、タクシー乗り場にもバス停にも長蛇の列
雪のため、「帰れるんだろうか」と手もかじかむ
それでも、雪は美しい
その美しさに変わりはない
「風雪に耐えながら鮮やかな緑を保つ常盤の松、節目をつけて勢いよく成長する竹、寒い中でどの花よりも早く、香り高く咲く梅。松竹梅は『歳寒の三友(さいかんのさんゆう)』ともいわれる。語源は『論語』にあり、厳しいときに支えてくれる友とは、正直につきあえる友、困ったときに親身になって動いてくれる友、博識で冷静な判断をしてくれる友、この三友を松竹梅にたとえた。」(地球の息吹を感じるための手帳「旧暦日々是好日」より抜粋)
「私にも三友がいてくれるな。私も誰かの三友のひとりになれているかな」
なんて、ふと立ち止まる雪景色