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地球の一住人として
 ベルギーの友人から、インターネットで配信されている16年前の国連の環境サミットで演説したカナダのある少女の話を聴くように、というメールが届きました。さっそく開いてみました。感動しました。すぐに、日本語に訳してみました。反面、16年前の彼女の訴えがどれほど大人の耳に届いたのだろうか、と考えずにはいられませんでした。地球の一住人として、多くの方に彼女の話を聞いていただきたく、訳文を掲載します。ちょっと長いですが、辛抱強くお付き合いいただければ幸いです。
 なお、彼女の生の声は、「Severrine Suzuki」あるいは
http://www.youtube.com/watch?=5JvVf1piHXgで検索して聞くことができます。英語ですが、彼女の熱き思いは十分伝わってきます。

   ”1992年リオデジャネイロの国連環境サミットにおけるカナダ人少女の演説”

 「私の名前は、セヴリンヌ・鈴木です。私は、E.C.O.(子供による環境保護組織)の代表です。
環境を守るために努力を惜しまない12~13歳のカナダ人の子供たちによるグループです。メンバーは、ヴァネッサ・サティ、モーガン・ガイスラー、ミッシェル・クィッグと私です。
 皆さんにこれまでのやり方を変えてほしいということを訴えるためにお金を集めて、自分たちの力で5000マイルを旅して来ました。
 今日、何を目的にここに来たのかはっきりお伝えしたいと思います。私は、私の未来のために闘っています。私の未来を失うということは、選挙に負けるとか、株価が少々下落するとかいうこととは異なります。
 私は、未来の世代の代弁者としてここに来ました。叫びが誰の耳にも届かない世界中の飢えた子どもたちの代弁者としてここに来ました。行き場を失って死にゆくおびただしい数の動物たちの代弁者としてここに来ました。
 私自身、オゾン層の穴のために外で陽に曝されるのを怖いと思っています。どんな化学物質が含まれているかわからない空気を吸うのを恐ろしいと思っています。生まれ故郷のバンクーバーでは、父とよく釣りに行ったものです。それもガンに侵された魚を見つけた数年前までの話です。そして、今では、死に絶えてしまった動物や植物の話を耳にしない日はありません。
 私は、いつも野生動物の大きな集団やジャングルや野鳥や蝶々でいっぱいの熱帯雨林を見ることを夢に見ていました。でも、果たしてこうした森林を私の子供たちは目にすることができるのでしょうか。皆さんが私の年齢の頃、こんな心配をしていたでしょうか?こうしたことが全て、私たちの目の前で起こっているのです。にもかかわらず、あたかも時間は欲しいだけあるかのように、解決策はいくらでもあるかのように、私たちは振る舞い続けています。私は子供にしかすぎません。解決策もありません。でも、皆さんにだってない、ということを自覚して欲しいのです。
 皆さんは、どうしたらオゾン層を補修することができるかご存じではありません。汚染された水にどうしたら鮭が帰ってくるかご存じではありません。どうしたら絶滅した動物たちを生き返らせることができるかご存じではありません。どうしたら砂漠化してしまった地域に木が育つのかご存じではありません。どうしたらこうしたこと全てを取り戻すことができるのかわからないのでしたら、破壊することだけはやめてください。
 ここには、各国政府の代表、実業家、組織の最高責任者、ジャーナリスト、政治家の方たちが出席されていますが、実生活では、父であり母であり、兄弟であり姉妹であり、叔父であり叔母であると思います。そして、皆さんご自身も紛れもなく子供なのです。
 私は、子供にしかすぎません。でも、私たちは50億人の大家族の一員、そして3千万という種の一員だということは知っています。この事実を、いかなる政府も変えることはできません。
 私は、子供にしかすぎません。でも、こうした問題は全ての人に関係があり、皆が一国の国民となって、ひとつの目標に向かって行動しなければければならないということを知っています。
 私は怒っていますが、盲目ではありません。不安はありますが、私が感じるようにこの世界を変えることを恐れてはいません。私の国では、買っては捨てる、買っては捨てるを繰り返す無駄遣いが横行しています。にもかかわらず、北の国では分かち合うということをしません。必要以上にあるにもかかわらず、分かち合うのが怖いのです。豊かさを少しでも失うのが怖いのです。カナダでは、食べ物にしても、水にしても、住むところにしても、恵まれた生活をしています。時計も、自転車も、コンピュータも、テレビもあります。
 2日前、ここブラジルで、ショッキングなことがありました。路上で暮らす子供たちとしばらく一緒に過ごしたのですが、子供たちの一人が次のようなことを言ったのです。「僕は金持ちになりたい。金持ちになったら、子供たち全員に、食べ物と洋服と薬と住むところを与えるのだ。そして、愛と思いやりも」何も持たない路上のひとりの子供が分かち合おうとしているのに、あらゆるものに満たされている私たちは、どうしてこんなに欲深いのでしょうか。
 私と同じ年齢の子供たちがいて、どこで生まれるかによってこんなにも違う、ということを考えずにいられません。私も、リオのスラム街で暮らす子供たちの一人になったかも知れないと考えずにはいられません。ソマリアに生まれて飢え死にする子供の一人になったかもしれないと考えずにはいられません。中東で戦争の犠牲者になったかもしれない、あるいはインドで物乞いする子供になったかもしれない、と考えずにはいられません。
 私は子供にしかすぎません。でも、戦争のために使うお金を全て、環境問題に取り組み貧困を根絶することに使ったら、この地球はどんなにすばらしい場所になるだろう、ということは知っています。
 学校で、幼稚園でさえも、社会でどんな行いをしなければならないか学びます。大人は、私たちに争ってはいけない、一生懸命勉強しなさい、他の人を尊重しなさい、ベッドはきちんと整えなさい、他の生き物を傷つけてはいけない、貪欲にならず分かち合いなさい、と教えます。それじゃなぜ、私たちにしてはいけないと言ったことを大人はするのでしょうか?
 なぜこの会議に出席しているのか忘れないでください。誰のためにしているのか忘れないでください。私たちは、あなたたち自身の子供なのです。どのような世界であなたたちの子供が育っていくのか決めているのです。
 「大丈夫だよ、全て順調に行くよ」「世界の終りは来ないよ。我々が最善を尽くすから」と言って、親は子供たちを安心させることができなくてはならないと思います。でも、そう言えるとは私には思えません。それでも、あなたたちの優先順位事項のリストに私たちは入っているのでしょうか?
 父は私にこう言いました。「おまえの真価は、言葉ではなく行動に現われるのだよ」と。それなのに、あなたたちのしていることで、夜になると私は泣いてます。
 あなたたちは、私たちを愛していると言い続けます。でも、私は、敢えてあなたたちに訴えます。お願いですから、あなたたちの行動がご自分の言葉を反映するものでありますように。
ご静聴ありがとうございました。」

この美しい地球、やっぱり大切にしたい!








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by ST-G | 2008-09-23 22:56
Ecole Grossé class1を終えて
Ecole Grosse Class 1 「癒しのコミュニケーション」を終えて

 去る8月30(土)、お陰様で定員を上回るご参加をいただき、クラス1を終了することができました。まだ、蒸し暑く、庭の蚊が、呼び鈴も押さず家の中に侵入してくる不自由さと痒さ、そして少々窮屈な環境の中で、ご参加の皆様には大変ご苦労様でした。
 今回のテーマは、「自分とのコミュニケーション」ということで、自分の深い「思い」を探るワークを、クロッキー帳を使いながら行いました。

螺旋状に花をつけるヒマワリから薫り立つエネルギー
 ちょっとしたコミュニケーションテクニックを使うことで、私という「ひと粒の種」としての存在が秘める可能性=宝物を育てる術を身につけることができるのです。しかも、楽しく。
 「子どもの頃の夢」を思い出したり、「欠点」と思い込んでいるものをあらためて見つめなおしたり、「好きなもの・こと」を引き出してみたり。そして、それを他の人と共有して、一緒に考えてみることで、更なる気づきを得たり、自分の思いの確認ができたようです。
 最後のシェアリングでは、「庭を見ながら学べるなんて幸せ」「好きなことを考えているとうれしくなってきた」「自分にこんなに好きなことがあったなんて」「子どもの頃の夢を思い出して、本当に好きなことが確認できた」「落ち込んでも、この場のことを思い出したら元気になれそうな気がする」「時間は量ではなく質」などなど。
 「癒しのコミュニケーション」では、「書いてみる」ことを中心に行います。書くことで、自分の考えや思いや問題を整理し、外在化し、見つめ直し、そして、行間という隙間から無意識やひらめきを立ち昇らせて、自分で気づき、深め、新たな発想を得ていく、ということをめざします。

 そして、もうひとつ。色や形の創作活動を通して、「感じる」ことを大切にしながら、またひとつ違った角度から、自分の深い思いに出会い、深めて行きます。
 エコール・グロッセでは、どれくらい知識を身につけたかではなく、どれくらい「自分を変える力」を身につけたか、をめざしたいと思います。
 でもね、モットーは、楽しく、美しく、おいしく、です。
 水曜日クラスも開講しました。ご都合に合わせて、土曜日と水曜日クラスを組み合わせながら受けることも可能になりましたので、一段と受けやすくなったと思うのですが。
 リュックさんのクラスでは、簡単なフランス語も学べる工夫を凝らして行きますよ!

「子供のころの夢」を思い出す前に、音楽を聴きながらちょっと瞑想。
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by ST-G | 2008-09-02 22:01



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