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となりの神さま~714人目~
眼下の待合室よもやま話

後ろに3人のご婦人が並んで腰かけています
どうやらご近所で親しい間柄の様子(話の内容から)
メガネあり、メガネなしでどこまで見えるか、などなど話が弾んでいます
おひとりは、もう診察が終わったらしいのですが、
そのまま残っておしゃべりを楽しんでいるようです
視力とは関係ないのですが、ある方が、
「ドレスがみんな長くなってしまってね」とおっしゃると、
「しぼんだのね」とすぐに合いの手が入ります
「私も黄色いドレスや青いドレスが合わなくなってきたんだけれど、
まだ着たいのよね」ともうひとりの方
「ドレス?」と私は思います
「黄色?青?」と思うと、無性に振り返ってお3人の顔を見たくなります
ひとりの方が診察を終えて戻ってきました
「片方に白内障があるんですって。加齢ですって。
すぐに手術の必要はないので進行の様子を見ましょう、と
言われたから、何か気をつけることはありませんか?って聞いたら、
特にありません、加齢ですから、って。加齢、加齢って...」
「加齢って言われたくないわよね」とおひとりが慰めます。

「100歳までは生きたくなかった」と今度は、
私の右後方からおじいさんの声が聞こえます
「みんなに迷惑ばかりかけてねえ」と続けます
「そんなことないですよ」と優しく答える声も聞こえます
付き添いの施設の職員さんです
こんな風に、長く生き過ぎた、とひとしきり話すおじいさんですが、
「でもねえ、よく100歳まで生きてこれたもんだと、自分に感心するんだよ」
と、最後には落ち着かれるのです
自分の順番が来るまで
お母さんとおもちゃで遊ぶ幼い女の子
ゲームに夢中な中学生
知り合いと世間話するご婦人方
娘さんあるいはお嫁さんに介護されるお年寄り
左目が痛い、という外国人男性などなど
その場にいる人たちみんなに確かに届くくらいの大きな声とはっきりした話し方で
100歳のおじいさんの胸のうちは伝わったのです
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by ST-G | 2013-06-30 13:55
となりの神さま~713人目~
世界が光り輝く、ちりも輝く

愛南の毛並のつやつやがよく見えます
自然界は美しい、と思っていたけれど
花も葉ももっと美しく見えます
でもね、ほこりも負けていません
汚れも負けていません
今朝、掃除機をかけ始めたら
明日香が
「あっ、ママが掃除機かけてる!」と声をあげました
お風呂場は結構古かったんだな、とか
床には結構傷がついているんだな、とか
生まれたての赤ん坊のような発見が続いています
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by St-G | 2013-06-27 12:22
となりの神さま~712人目~
知る喜び、知らぬ喜び

白内障の手術を受けました
まず片目から
今日、眼帯はずしました
手術の時より緊張したかもしれません
「見えなくなっていたらどうしよう」
「変わっていなかったらどうしよう」とか、考えてしまうのです
いよいよ眼帯をはずします
「目を開けてもいいですよ」という看護婦さんの声に
恐る恐る目を開けてみると、明るいのです
はっきり見えるのです
こんなことが書いてあったのか、と驚くほど、
色々な情報が書かれた掲示物に見とれます
「世界が、信じられないくらい明るくなるわよ」と、経験者から
聞いてはいたものの、これほどとは想像もしていませんでした
視力も、裸眼で0.9なんですよ!!
0.1以下だった私がですよ!
こんな世界があるんだ、と知ったその喜び

トイレに行きました
手を洗おうと鏡を見ました
「えっ?私ってこんなに年取ってたの?」
自分の眼を疑いました
「今まで見えてなかったしわやシミが見えてがっかりするわよ」と、
これも経験者から聞いていました
でも、これほどだとは...
知らぬが仏、だったんだな、と
明るい世界を知った喜びと現実を知った落胆ぶりに、
しばらく翻弄されそうな私です
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by St-G | 2013-06-25 14:28
となりの神さま~711人目~
笑顔とおいしさに満ち足りた日

今週の花っこクラブの活動は調理実習でした
ちょっと細身だけれどたか子ちゃんの大根と
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久美ちゃんとのりこさんと栄子さんのレタスと
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真由子ちゃんのスイスチャードを
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収穫して、洗って、切って、ちぎって、和えて
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サラダを作ってみました
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もうひとつ。ジューンベリーの実が色づき始めています
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いただいちゃいましょう
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ジャム作りに挑戦するだいすけ君です
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そのおいしかったこと!この上なし
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自分たちで育てたものを収穫して、調理して、みんなでテーブルを囲んでいただく
本当に楽しい活動で、みんなの笑顔も普段以上に見られます
こんな雰囲気が大好きなたかひろ君は
「グロッセさん、大好き」と言ってくれます
そして、「グロッセさんは?」と必ず聞いてきます
「私もたかひろ君大好き」と答えると、私の肩にそっと頭をのせてくれるのです
昨日は、まだ続きがありました
たかひろ君は、今度は隣にいるのぼる君のことを指さします
「のぼる君も大好き」と私は答えます
すると、その隣のたかとも君のことも指さします
「たかとも君も大好き」と私は答えます
すると、そのまた隣の、というように次から次へと指さしていきます
そんな風にして、結局テーブルを一巡し、私はひとりひとりのことが大好き、と
答えることになるのです
「大好き」という言葉を素直に表現できるたかひろ君はとても素敵です
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by St-G | 2013-06-23 14:48
となりの神さま~710人目~
自炊するようになって、自分の手で食べ物を作りたくなった青年

園芸の仕事にたずさたっている20代後半の青年です
農家の息子さんで、子供のころは農業は嫌いだったとか
大学に入って一人暮らしが始まり、自炊するようなりました
買ってくる食材がどんな風に作られているのか、
農薬は?化学物質は?などなどに関心が向くようになります
そして、食べるものは自分の手で作りたい、という想いにかられるようになったそうです
子供のころは嫌いだった農業ですが、気がついたらその道をえらんでいました
家業の農家を継ぐ前に、社会勉強ということで岩手県に移り住んできたそうです

昨日の私のブログのテーマは、「命をいただくということ」でした
そして、今日岩手のエコール・グロッセのティーサロンで
この青年と出会えたのです
彼自身、参加者のひとり、自然農園ウレシパモシリの淳ちゃんに出会うことができました
彼にとって、また新たな学びの場となっていくことでしょう
「自分の命を作ってくれる食べ物を自分の手で作る」
素敵ですね
ひとつでもふたつでも、ほんのささやかな量であっても、
食べ物は生きもの、という実感につながっていくことと思います
そんな青年に出会えて、なんだか心が暖かくなりました
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by St-G | 2013-06-19 17:44
となりの神さま~709人目~
動物として、私たち人間も他の生き物の命を食べ物として
いただいて、私たちの命を養っているのですよね
命を与える生き物にとってそれは「死」であり、
命をいただく生き物にとってそれは「生」なのですよね
「死」なくして「生」はなし
そんな風に命の仕組みができている
それでも、「命をいただいて生かされている」という
この大いなる命の仕組みを、
私たちはつい忘れがちのような気がします

もしよかったら、ぜひ読んでみてください。

「命をいただくということ」
http://askaina.exblog.jp/20384903/
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by ST-G | 2013-06-18 22:45
となりの神さま~708人目~
ガーデンからいただく夕飯の食材

今日も暑かったあ!!
夕方の水やりは、一日の庭仕事のしめくくり
花っこクラブで育てている野菜を少しいただいて帰ろうかな
間引きも兼ねて一石2鳥です
レタスもどんどんこんもりしてきます
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今年初めて育ててみたスイスチャードは、食感もよくサラダの彩どりにもなります
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2人分はこれで十分
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by St-G | 2013-06-18 09:16
となりの神さま~707人目~
早朝シャワー

藍南とコーヒーと私のベンチ
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ベンチに腰かけた私の目に映る景色
今日は、岩手山見えないな
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鳥さんの歌声、蛙さんの歌声、蜂さんの歌声、花の香り、朝露のきらめきの
真っ只中にただ身を置いて、私はいろいろなことを思い、感じます
都会から持ち帰った「ざわつき」に、静まってもいいんだよ、とささやき、
「追われている感覚」に、大丈夫、と安心させ、
「私の時間」が戻ってきやすいように、自然の早朝シャワーを浴びるのです
今朝は、どんな花が咲いてるかな?
大好きな黄金葉のツユクサでした
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by St-G | 2013-06-16 12:11
となりの神さま~706人目~
寒さを乗り越えた芝生坊や

今年の1月のことですが、「芝生坊や作り」の原稿を書くために
見本を作ってみました。
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ソックスのつま先の方に芝生の種をまいて、土を入れて作ります
台にもなっている下の容器に水を入れておくと、容器の中にたれ下がっている
ソックスの先を通して水が顔まで上がってくる仕組みになっています
岩手の自宅では、留守が続くと室内でも水が凍るほど冷えます
芝生の種さんにもあまりにも寒い、と考え、
容器に水を入れるのは春まで待つことにしました
「大丈夫かなあ、こごえちゃわないかな」と心配しながら3か月が経ちました
春の兆しが見え始めた4月のこと、いよいよ水入れ式です
見事に芽が出て、伸びて、もう3回も散髪しました!
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台所の窓辺に佇んで、窓から入るそよ風に緑の髪がさわさわ揺れる様に
台所仕事をする私の手も止まり、思わず微笑んでしまいます
今までいくつも芝生坊やを作ってきましたが、この子が一番元気な気がします
一本一本の草がとてもしっかりしている気がするのです
リュックさんでさえ、「へえ~、寒さに耐えたんだ」と驚いています
何だか、いろいろなことを考えさせてくれる芝生坊や君です
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by St-G | 2013-06-07 09:04



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