「花の霊性を感じる」
昨日は、エコール・グロッセのビオガーデニング教室でした 住友商事竹橋ビルの公開緑地をフィールドとして、 植物全般の管理についての授業でした 場所が竹橋ということと、季節は桜ということで、 おまけとして、皇居の東御苑を散歩しました 寒さが厳しかった分、今年は北国の春のようです いろいろなものが一気に咲いています 桜、レンギョウ、雪柳、ハナモモ、シャクナゲ、ボケ、ヒュウガミズキ、トサミズキ、などなど 空は蒼く晴れ渡り、まだまだ風が冷たい分空気も澄み渡っていました まだ葉を出したばかりのモミジ、雄大なクスノキ、独立木としてのびのびと枝を張っている ケヤキなどの大木に囲まれ、歩くにつれて私の心も軽やかに晴れていきます そして、大島桜の花さんたちに出合ってすっかり元気になってしまいました 薄いピンクをにじませたような白い花さんたち 下を向いて咲いているけれど、ときどき風に揺れて、ふとそのかわいい顔をのぞかせてくれるのです 「心が洗われる」とはこんな感覚なのだろうか、と思いました そして、今朝、「旧暦日々是好日」というダイアリーに次のような一節を見つけました 「花の霊性 みえない世界を扱う能楽には桜の精、柳の精、夕顔の精など、植物の精霊をシテ(主人公)にする物語が多い。むかしの人は花に霊性をみていた。時を得て咲く花は先触れ、未来を予言する兆しであった。 なかでも田植えがはじまるころに咲く桜は、神のヨリシロとされ、長く咲く年は豊作とされた。サは聖なる穀霊、クラは神座の意。「花見」とは単なる遊興ではなく、山の神を田の神として迎える神聖な行事であった。花の神秘は心を落ち着かせる鎮め。さまざまな花が咲く季節花の霊性を見つめてみよう。」
by ST-G
| 2012-04-08 09:33
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